大量に出荷を待つ電子ワイヤー製品群

?変化する巨大市場?中国の開拓? グローバル体制確立への挑戦

世界市场に供给される照射架桥製品
2000年代、中国に製造拠点设立

照射架桥製品の海外市场展开は住友电工の中でも非常に早かった。事业开始当初から输出を中心に东南アジア、北米、欧州市场の开拓を进めてきたが、特に海外での「スミチューブ??や「イラックス?」ブランドをより一層浸透させるために、1985年販売会社Sumitomo Electric Interconnect麻豆影院, Inc.を米国カリフォルニア州に設立したのに続いて、翌86 年には欧州地域の販売会社、Sumitomo Electric Europe.S.A.ドイツ支店をハンブルグに開設した。その後、北米、欧州で現地生産のニーズが高まってきたことから、1988年、米国のJudd Wire社を買収し現地生産を開始。以後、拠点は拡大し、電子ワイヤー事業では米国、ハンガリー、中国、ベトナム、マレーシアなど世界12社、ファインポリマー事業では米国、ドイツ、台湾、中国に製造販売拠点を有している。住友電工グループの照射架橋製品は世界の市場に供給されており、各国?各エリアで高い評価を獲得している。中でも注目されるのが、マーケットとして今後の大きな成長が見込まれる中国だ。中国市場へは、国内エレクトロニクスメーカーや自动车メーカーの中国現地生産に伴い進出を果たした。電子ワイヤー事業は2001年、ファインポリマー事業は2005年、相次いで中国?蘇州に製造拠点を設立、さらに2013年には両事業の製造拠点にあった営業部門を統合し、上海に販売拠点を設立している。

住友電工電子製品貿易(上海) 有限公司 副総経理 松尾基(写真左) 上海東升盈港企業発展有限公司 総経理 徐敏嘉氏(写真右)
住友電工電子製品貿易(上海) 有限公司 副総経理 松尾基(写真左) 上海東升盈港企業発展有限公司 総経理 徐敏嘉氏(写真右)
住友電工電子製品貿易(上海) 有限公司 副総経理 松尾基(写真左) / 上海東升盈港企業発展有限公司 総経理 徐敏嘉氏(写真右)

中国国内メーカー開拓にシフト 特約店?華成会?との緊密な連携

中国市场での展开は当初、日系メーカーへの製品供给が中心であったが、近年はその取り组みは大きく変わりつつある。中国市场の変化を指摘するのは、贩売拠点である住友电工电子製品贸易(上海)有限公司の副総経理を务める松尾基だ。

「かつて中国は世界の工場として存在感を示していましたが、現在は自动车産業をはじめ、現地メーカーがプレゼンスを発揮しつつあります。同時に、高品質?高機能の製品へのニーズが高まっている。そうした市場の変化の中、日系メーカーとの協力関係を一層強化するだけでなく、中国国内メーカーの開拓を積極的に進めています。コモディティ製品ではなく、高機能製品に特化した販売戦略で臨んでおり、市場の変化は我々にとって追い風ととらえています」(松尾)

当然、中国国内の同业メーカーとの厳しい竞合も始まっており、「中国市场の変化の早いスピードに対応」(松尾)することが市场开拓の重要なポイントになる。そうした市场开拓のフロントに立つのが、日本同様に组织化された特约店である。中华圏にも多数の特约店が存在するが、中でも有力な特约店18社で?华成会?を结成、その一员が上海东升盈港公司発展有限公司だ。総経理の徐敏嘉氏に话を闻いた。

「私はおよそ25年前、スミチューブ? という优れた照射製品に出会い、また住友电工の経営理念に共感し特约店になりました。今、中国のお客様はハイエンドの製品を要求しています。住友电工製品の品质の安定性、信頼性は高いものがあり、まだシェアは低いものの、着実に拡大しつつあります。最近では、大规模な电力インフラプロジェクトでも、海外ブランドを抑えてスペックインすることができました。今后も、我々特约店が市场ニーズを迅速かつ的确に把握し、住友电工とともに市场开拓を进めていきたいと考えています」(徐氏)

中国の営业を担う住友电工电子製品贸易(上海)有限公司のスタッフ
中国の営业を担う住友电工电子製品贸易(上海)有限公司のスタッフ
中国の営业を担う住友电工电子製品贸易(上海)有限公司のスタッフ

中国?蘇州にある2大製造拠点 拡大する市場にどう対応するか

上海から车で1时间半、古都?苏州の一角に世界各国の公司が集结しているエリアがある。そこにあるのがファインポリマーおよび电子ワイヤー事业の製造拠点だ。ファインポリマー事业を担うのが住友电工(苏州)超效能高分子有限公司である。热収缩チューブ?スミチューブ??と耐熱テープを生産、主に日系の自动车ハーネスメーカーに供給している。

住友电工(苏州)超效能高分子有限公司 総経理 宮崎悟司
住友电工(苏州)超效能高分子有限公司 総経理 宮崎悟司

私たちの主戦場であり最も力を入れているのが自动车業界。今後、日系メーカーのみならず中国地場の自动车メーカーへの供給を進めていく考えです。中国は年間約2,800万台の世界最大の自动车生産国です。競争が激化する中、ニーズに機敏に対応した生産体制で巨大市場を開拓していきたい。技術力を差別化のポイントとして、先行する競合メーカーからの当社製品への切り替えを図っていく考えです。また欧州、東南アジア市場向けにも製品を供給しています。世界的な需要増に対応するため、将来、新たな電子線加速機を始め熱収縮チューブの生産設備を増強し生産能力を向上させていきたいと思っています」(総経理?宮崎悟司) このファインポリマー事業の製造拠点と隣接しているのが、電子ワイヤー製品を製造する住友电工(苏州)电子线製品有限公司。多彩な製品を生産しているが、特に注力しているのが、ファインポリマー事業同様に車載用の照射架橋製品だ。

住友电工(苏州)电子线製品有限公司 総経理 小村寿郎
住友电工(苏州)电子线製品有限公司 総経理 小村寿郎

「ABS(アンチロックブレーキ)、EPB(電動パーキングブレーキ)、ハイブリッドや電気自动车用の耐熱高圧電線、そして車載用リチウムイオン電池のリード線であるタブリードを生産しています。電線は2019年2月に稼働予定の新たな電子線加速機を導入、生産規模を拡充します。重要なことは営業セクションと連携して、新しい分野に早い時期にスペックインすること。自动车分野は製品採用に数年のリードタイムがあり、他社に先行しニーズにスピーディに対応していくことで中国市場でのシェア拡大を図っていく考えです」(総経理?小村寿郎) 中国市場開拓は、今後の照射架橋事業を占う試金石となりそうだ。

ファインポリマー製品を製造する住友电工(苏州)超效能高分子有限公司
ファインポリマー製品を製造する住友电工(苏州)超效能高分子有限公司

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